艦これ2015冬イベント E5 「トラック諸島海域」 ヲ攻略セヨ!
2015年、艦これ冬イベントの最終海域E5「トラック諸島海域」。
ダブルダイソン*1で提督達を苦しめた、昨年の夏イベントの最終海域をも超える恐ろしいマップです。
今までのイベントでも、最終海域のボス撃破は散々運ゲーだのなんだと言われてきましたが、今回はその運ゲーにたどり着くことすらもかなりの難易度で、友人も苦戦していたので少し手助けができれば、とこの記事で攻略を書こうと思いました。
難易度甲に挑戦するために
今回のイベントは難易度の選択が可能です。
途中での変更も可能ですが、その場合ゲージは回復するため、時間や資源が無駄となり、E5制覇に影響が出るかもしれません。
とくに残り資源が重要で、E5は連合艦隊なのと戦艦が多くなりがちなのもあり、資源消費がすさまじいためです。
特に難易度甲は、今までのイベント以上に難しく、ゲージを削ってからのボス撃破は困難で、提督にやってはかなりのリトライ回数になります。
残り資源とバケツ、艦隊の練度をよく考えて挑戦を。
E5攻略
マップのアルファベットに関しては画像を参照してください
連合艦隊について
まず、E5は連合艦隊での出撃ですが、いまいち連合艦隊のシステムを理解出来ていない提督も多いので、重要な点を。
- 水上部隊は第一艦隊から、機動艦隊は第二艦隊から行動する
- 連合艦隊では、通常より命中率が落ちている
1.は道中での難易度に影響します。
連合艦隊では、第二艦隊は軽巡と駆逐艦が中心の編成なので、無傷の敵艦隊との戦闘になります。そのため中大破になりやすく、撤退や夜戦で戦力低下が起こりやすいです。
今海域のE5は、道中の艦隊も非常に強力で、第二艦隊ではかなり荷が重いです。第二艦隊旗艦に潜水艦を置く、などである程度被害を抑えられますが、効果があるのはAマスぐらいで、あまり有効ではないです。
また、正規空母を複数編成しなくとも制空優勢を取ることが可能なため、第二艦隊から行動する機動艦隊を選ぶ理由はあまり無いでしょうが、全くないわけではありません。
2.はかなり体感していると思いますが、通常の海域での戦闘に比べ、命中率が下がっています。missが出やすいのはもちろん、カスダメもかなり起こります。*2
どうやら、水上部隊では第一艦隊、機動艦隊では第二艦隊の命中率が下がっているようです。
そのため、機動艦隊で第一艦隊の命中率を上げたいところですが、1.の通り、デメリットのほうが大きいため、水上部隊でいかに第一艦隊の命中率を上げるかが編成と装備を選ぶ重要な要素となります。
命中率の重要性
イベントのボス戦は、非常に硬い敵が多いので、火力を重視する方も多いかと思いますが、今回のE5では有効ではありません。
まず、敵の装甲を抜く以前に、主力の戦艦の命中率がかなり低く、当たっても有効なダメージを与えられる可能性が低いためです。
また、最終編成にいる、戦艦棲姫や旗艦の戦艦水鬼は、昼戦では大和型のカットインや連撃でさえ有効なダメージを与えられる可能性が低いためです。
ですので、第一艦隊の目的として重要なのは、敵旗艦などを落とすことではなく、道中では第二艦隊の負担を少なくするために、ボス戦では取り巻きの重巡と空母を撃破することが重要です。
そのために、いかに第一艦隊の命中率を上げるかが課題になります。
ではどのようにして第一艦隊の命中率を上げるか、
徹甲弾ではなく電探など命中が上がる装備にする
主力となる戦艦の装備は、主砲×2、偵察機、が基本で、残りの枠は徹甲弾が多いと思いますが、徹甲弾を電探にすることによって命中率を上げます。
もちろん、徹甲弾を装備しないことによって、高い装甲を持つ戦艦棲姫などに有効なダメージを与えづらくなりますが、戦艦棲姫や戦艦水鬼などの高耐久の敵には第二艦隊の攻撃でも割合ダメージで20~40ダメージは与えられるため、命中率を上げるほうが敵随伴艦を落としやすくなり、戦艦棲姫などに攻撃を集中させたほうが有効です。
戦艦のサイズにフィットした主砲を装備する
戦艦は、サイズにあった主砲を装備すると命中率が上昇すると言われており、逆にサイズ以上の主砲を装備すると命中率が下がります。
大和型は46cm砲、長門型は41cm砲、その他の戦艦は改造時に装備している主砲がサイズのあった主砲だと思います。
通常の海域ではそこまで影響していませんが、連合艦隊ではより影響するように感じます。
とりあえず46cm砲を装備せず、試製41cm3連装砲などの装備も検討しましょう。41cm砲でも、2戦目のflagship戦艦やボスの随伴艦は十分です。
レベルを上げる
命中と回避のステータスは艦娘のレベルに依存します。
できるだけレベルの高い艦娘が有効です。
戦意高揚(キラキラ)にする
艦娘は、キラキラ状態だと回避率、命中率が上昇します。
1-1などでMVPを取らせ、キラキラ状態するのは大変有効です。
が、時間がかかる、資源を消費するといったデメリットもあるので、最後のゲージ撃破時や、なかなかボスを倒せない時はお勧めです。
おすすめルート
「A→C→E→H→ボス」になります。
Dマスの渦潮を踏むと、ボス戦で火力が落ちるため非常に不利になり、ボス撃破は困難なのでDマスの回避のためのルートが重要です。
今のところ、AからCへ固定するためには、第一艦隊に「明石」「香取」を入れるか、第二艦隊に潜水艦を入れることで固定可能です。
お勧めなのは潜水艦です。Aマスで軽巡棲姫などの攻撃を受けられるのと、明石、香取などよりは大破しにくく、夜戦や雷撃で戦力として数えられるためです。
削り段階では確実にDマスの回避はしたいところですが、ゲージ撃破時にもいひと押しほしい場合は、とくに潜水艦などを入れず、AからCへの分岐を羅針盤にかける方法もありです。*3
支援艦隊について
道中支援は必須です。出さないと第一艦隊が敵を殲滅しきれないことが多くなり、第二艦隊の被害が出やすくなります。資源的に厳しい方は、駆逐2と軽空母2のでも有効です。
ゲージ破壊可能時は、道中支援、決戦支援どちらも出すことを推奨。
決戦支援は駆逐艦2、正規空母4による航空支援が有効です。支援射撃も有効ですが、ボスの最終形態では、耐久、装甲が非常に高い敵ばかりなので、航空支援による割合ダメージで耐久を削るほうが効果的です。艦載機は流星などの艦上攻撃機を。
装備は、連合艦隊と同様、命中率を重視し、主砲ガン積みではなく、フィットした砲や電探など積むことも重要です。
道中支援、決戦支援ともに旗艦へのキラ付けは必須。より成果を上げるなら、全艦キラ付けも有効。ですが、やはり資源消費と時間が非常にかかるので注意。
ゲージ削り時
おすすめ編成
水上部隊編成
第一艦隊は、第二艦隊の戦闘までにどれだけ敵艦を潰せるかが重要なため、戦艦が有効です。資源を考え重巡や航巡もありですが、戦艦よりも取りこぼしが増えるためおすすめはしません。戦艦で叩き潰すほうが有効と考えます。
水上部隊では、航空母艦は正規空母1か軽空母2しか編成できません。
正規空母1隻で航空優勢をとるのは困難なため、軽空母を2隻編成し、1隻は旗艦において最小スロットに艦隊司令部施設を、もう1隻は最後尾に置き、スロットは烈風などを満載。
おすすめは艦載機の搭載数に優れる飛鷹型です。回避と装甲は千歳などに劣るのでキラ付け推奨。
戦艦は、金剛型4隻でAからCへ行きやすくとなる情報もありますが、確定でないのと、できるだけ耐久、火力に優れる戦艦のほうが重要です。おすすめは大和型、長門型などです。
第二艦隊は、AからCへ固定するための潜水艦を置き、そのほかは夜戦火力に優れる艦娘を。ボスは夜戦でないとほぼ撃破を狙えないため、いかにして夜戦火力を上げるかが重要になります。
旗艦の戦艦水鬼は大和型の連撃でさえ有効なダメージを与えにくいため、夜戦で活躍できる艦娘は絞られて来ます。
駆逐艦は魚雷によるカットインでないとボスなどの装甲を抜くことは困難です。よって運の高い、「雪風」「時雨改二」「綾波改二」「初霜改二」や、火力の高い「夕立改二」などが候補です。特に雪風と綾波がベスト。
旗艦に置く駆逐艦には探照灯を載せ、他の艦娘には照明弾を装備させ、夜戦での期待値をできるだけあげます。
軽巡は神通改二がベスト。他には球磨や川内改二など。偵察機は駆逐艦と雷巡は積めないので、夜偵を積みましょう。
大淀や夕張で対空カットインも有効で、ボス前やボスでの開幕の航空戦での被害を抑えやすくなりますが、夜戦火力は落ちます。
雷巡はいわずもがな、夜戦最強で開幕雷撃も非常に有効なため入れない理由はありません。運の高い北上改二は魚雷を積みカットインを狙い、大井は連撃がいいかと。ボスを確実に削りたい方は北上改二も連撃のほうが安定。雷巡は回避、装甲に不安が残るため、キラ付けをおすすめします。
道中
道中支援を出していれば、A、Hマスはそこまで難しくはありません。
問題はボス前のH、Gマスの旗艦「空母棲鬼」です。
とにかく、砲撃戦での命中率と火力が尋常ではなく、簡単に大破させられます。その攻撃を、第一艦隊は二回、第二艦隊は一回と合計三回も耐える必要があり、無傷での突破は困難です。もちろん随伴艦も脅威で、どちらのマスでも新型艦載機を搭載したflagship空母が出現し十分に脅威です。
ですので、ここは大破が一隻は出るものとし艦隊司令部施設による護衛退避で強引に進撃します。
護衛退避は、ボス到達率を大きく上げる有効なシステムですが、大破艦が二隻出た時など、被害の確認を怠ると大破進軍する可能性もあります。護衛退避は、駆逐艦が小破していない時、大破艦を1隻だけ退避させることができます。駆逐艦が損傷していたり、大破艦が二隻以上出た場合は撤退しましょう。
護衛退避は、戦果報告後、下の画面になります。
大破艦が二隻以上でもこの画面になるため、よく確認を。
この画面のあと、進撃か撤退の選択になります。
もし、駆逐艦が小破などして退避の画面が出なかったり、大破艦の確認が取れない時などは撤退しましょう。
ゲージ破壊時
おすすめ編成
ボスの最終形態は、旗艦戦艦水鬼、戦艦棲姫2、F空母改、重巡ネ級eliteの重編成で、敵艦隊の総耐久は1572にもなり、全て削り切るのは恐ろしい何度となっています。また、単縦陣のため敵の砲撃戦の攻撃はすべてが一発大破もあり、いかに第二艦隊を夜戦でまで持っていけるかが勝負になります。
また、Dマス回避のための編成をしたくなりますが、戦力は低下します。できるだけボス撃破率を上げるため、羅針盤頼みになります。Dマスに行った場合は撤退推奨。
渦潮を回避したい場合は、
第一艦隊を、明石or香取、戦艦4、正規空母
とします。
この場合、制空権確保は難しくなりますので、航空戦艦を入れるなどの工夫をするか、優勢で妥協します。
明石、香取は戦闘には向いていない艦なので、キラ付けをして少しでも回避を上げましょう。タービンや缶が有効です。
護衛退避は考えません。戦力低下が激しく、旗艦の撃破が目標となるゲージ破壊は困難です。
キラ付けするなどして、ボスまでの到達率を上げましょう。
第一艦隊は、空母と重巡を倒すことが重要なので、戦艦の装備は削りと同じく命中率を重視。 戦艦水鬼などは駆逐艦などの第二艦隊でも、割合ダメージである程度削ることができるためです。
ゲージ削り時よりも空母が減ったので制空権は取りやすくなっていまうがそれでも正規空母1隻で制空権確保は困難です。
優勢は正規空母単艦でも取りやすいですが、制空権確保時のほうが命中率が上がっていたので、軽空母2隻をおすすめします。
おすすめの艦娘は、戦艦は大和型、軽空母は千歳改二と千代田改二。
第二艦隊は、ボス戦での夜戦が全てです。また、戦艦棲姫や戦艦水鬼に有効なダメージ*4を与えられる艦娘は限られていることも考えなければなりません。
ボスなどに有効な攻撃ができる可能性が高い艦娘は、
駆逐艦:雪風改、時雨改二、綾波改二、初霜改二、潮改二(全て魚雷カットイン)
軽巡:神通改二、川内改二、球磨改
航巡:利根型改二
戦艦:Bismarck_drei
雷巡:大井改二、北上改二
などに絞られます。
駆逐艦には魚雷と照明弾、軽巡や重巡などは主砲2と観測機と電探や照明弾などの夜戦装備。
巡洋艦には夜偵を積み、夜戦をできるだけ優位に。
また旗艦にはカットインを狙える艦娘を置き、探照灯を。
順番は各々で判断してください。
最後は効率よく落としてくれるか、旗艦を狙ってくれるかの運ゲーになります。
第二艦隊だけでもキラ付けをしたほうがいいでしょう。回避、命中、カットイン率が上がります。
最後は、試行回数と、提督の運です。
もし行き詰まったら、キラ付けをしたり、装備を見直すなどしてE5を突破してください。
ここまで読んでいただいた方、ぜひ頑張ってください!
突破できると信じています。